来週の金融市場は、中央銀行の重要な決定、重要な経済データの発表、米国の大手テクノロジー企業の決算発表など、盛りだくさんの内容となっている。今週の注目は、米連邦準備制度理事会(FRB)とイングランド銀行の政策発表、米非農業部門雇用者数の最新値、ドイツとユーロ圏の第4四半期GDP速報値、中国の製造業・サービス業PMI、ドイツとユーロ圏のインフレ率更新などである。
こうした経済情勢のなか、アメリカの大手テクノロジー企業が第4四半期決算を発表する予定で、ハイテク・セクターが注目される。アルファベットとマイクロソフトが火曜日に決算を発表し、アマゾン、アップル、メタ・プラットフォームズが木曜日の市場終了後に決算を発表する。.
米国株式市場は、投資家のリスクオン・センチメントに後押しされ、様々なタイムフレームで指数が最高値を更新するなど、好調なパフォーマンスが目立っている。ビッグ7と呼ばれるハイテク大手の決算発表が控えており、その時価総額の大きさから、株価指数に大きな影響を与えることが予想される。.
前週、テスラ株は決算発表後に約12%の下落という打撃を受けたが、これは市場がこうした注目度の高い決算発表に敏感であることを示している。.
さらに、欧州中央銀行(ECB)が最近、金利政策の据え置きを決定したことで、ユーロには若干の圧力がかかっている。特に市場参加者は、ユーロ圏内の経済成長の停滞を受けて、金利引き下げの可能性を期待している。今後発表されるユーロ圏とドイツのGDPデータは、ユーロ圏経済の健全性を示すものとして注視され、今後の金融政策決定に影響を与える可能性がある。.
一方、米ドルは今週、コアPCEが予想をやや上回り、第4四半期GDPが好調だったにもかかわらず、変動はほとんどなく、堅調に推移した。.