EURUSDのトレード分析 -
19/08/2024

主要ポイント

  • ユーロ/米ドルは、米ドル安とユーロ圏の経済指標の好結果に牽引され、年初来高値の1.1050近辺で取引されている。
  • 当面のレジスタンス・レベルは1.1000、1.1050-1.1060で、サポートは1.0960、1.0940、1.0900。
  • 相対力指数(RSI)は、売り手は慎重であるものの、強気の勢いが続く可能性を示唆している。
  • 今後のFOMC議事録とユーロ圏の成長データが、このペアの方向性を決定する上で重要な意味を持つだろう。
  • FRBがハト派的な基調を維持すれば、ユーロ高が続く可能性があるが、予想以上に強い米国のデータが上昇を抑える可能性もある。

市場動向と直近のパフォーマンス

EUR/USDペアは先週、1.1050付近の年初来高値付近で取引され、大きな回復力を見せている。この強さは、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げの可能性に対する市場の期待の高まりによる米ドル安によるところが大きい。特にFRBによるハト派的なシグナルとユーロ圏のポジティブな経済指標を受けて、リスクセンチメントが良好となり、ユーロを押し上げている。

テクニカルおよびファンダメンタル要因

テクニカル面では、ユーロ/米ドルは1.1050のレジスタンスに直面しています。下値では、1.0960、1.0940、1.0900がサポートレベルとなっています。4時間足チャートの相対力指数(RSI)は60への上昇を示し、強気トレンド継続の可能性を示しているが、売り手は慎重な姿勢を崩していない。

ファンダメンタルズ面では、ユーロ圏の堅調なマクロ経済データがユーロを下支えしている。米国の労働市場は、新規失業保険申請件数の最近の減少が示すように依然として堅調で、小売売上高も予想を上回っている。しかし、FRBが現在のタカ派的スタンスを維持しないかもしれない、特にインフレ圧力が緩和されつつあるようだ、との広範な市場の予想により、ユーロはなんとか踏ん張っている。

今後の見通し

来週は、主要経済データの発表と中央銀行によるコミュニケーションに焦点が移る。市場は連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を注視する。さらに、ユーロ圏の経済実績、特に欧州中央銀行(ECB)の政策見通しに影響を与えうる成長データが注目される。

FRBのハト派的なシグナルが持続し、ユーロ圏の経済指標が引き続き良好であれば、ユーロ/米ドルは上昇の勢いを維持する可能性が高い。しかし、米国の経済指標に予想外の強さが見られれば、ドルが回復する可能性があり、ユーロの上昇に歯止めがかかる可能性がある。