EURUSDのトレード分析 -
08/07/2024

重要なポイント

  • 米労働市場データ 今度のNFPは極めて重要な意味を持つ。雇用統計が予想を下回れば米ドル安が進む可能性があり、強ければユーロ/米ドルの調整につながる可能性がある。
  • 技術レベル: 1.0800-1.0815のレジスタンスと1.0665のサポートが同ペアの方向性を決定する上で重要となる。
  • FRBの利下げ観測 FRBによる9月の利下げに対する市場の期待が米ドルの動きに影響を与えている。こうした期待を形成する上で、インフレ・データが鍵を握るだろう。
  • フランスの選挙 左派の勝利は、フランスの政治的不確実性を軽減し、ユーロの下支えとなった。

市場動向と直近のパフォーマンス

先週、ユーロ/米ドル・ペアは上昇し、1.0800レベル上で取引を終えた。この動きは、米独立記念日の祝日後、重要な米労働市場データを控え、米ドルが後手に回ったことに影響された。フランスの選挙で左派が勝利したことで、ユーロ圏第2位の経済大国であるフランスの政情不安に対する市場の懸念が緩和され、ユーロをさらに下支えした。

テクニカルおよびファンダメンタル要因

テクニカル面では、ユーロ/米ドルは、直近の下落のフィボナッチリトレースメント0.78付近の1.0840-1.0855付近をレジスタンスとし、馴染みのあるレンジ内で推移しています。同ペアは、ここ数週間堅調に推移している重要エリアである1.0665レベルでサポートされている。同ペアの値動きは、米ドルのダイナミクスや幅広い市場センチメントと密接に連動している。

ファンダメンタルズの観点からは、第3四半期の米ドルの見通しはまちまちである。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの可能性が重要な要因となっている。市場参加者は9月の利下げの可能性を測るため、インフレ・データを注視している。フランスの選挙で左派が勝利したことはユーロを押し上げ、この地域の政 治的不透明感を軽減した。しかし、ユーロの強さは今後の経済データと欧州中央銀行の政策スタンスにも左右される。

今後の見通し

今後の焦点は、米国の非農業部門雇用者数(NFP)報告と、連邦準備制度理事会(FRB)の政策への影響である。雇用統計が予想を下回れば、米ドルに一段の圧力がかかる可能性がある一方、強い結果が出れば、ユーロ/米ドルの調整につながるかもしれない。さらに、フランスの選挙結果はユーロに若干の安心感を与えているが、市場は今後のユーロ圏の経済データとECBのコメントにも注目している。