BTCUSDのトレード分析 - 08/09/2025

主要ポイント

  • レジスタンスは112kから115k、そして117kと120kにあり、勢いが拡大すれば123kがストレッチターゲットとなる。
  • 最初のサポートは110kから109k、次に107kで、200日平均付近の103kから101kがより強い下値支持線となる。
  • 14日RSIは40台半ば、14日ATRは3.3k近辺で、ボラティリティは抑制されているが、イベントの影響を受けやすいことを示している。
  • ETFのフローは先週末にマイナスに転じ、113kを下回る上昇に歯止めがかかった。再び資金流入に転じるか注目される。
  • 木曜日のCPIと9月17日のFOMCが、今週のマクロのエンジンだ。CPIが冷え込めば、11.5万ドルから12.0万ドルへの利上げ観測が強まる。

市場動向と直近のパフォーマンス

ビットコインは、8月中旬に124k付近の高値をつけた後、9月上旬は不安定な動きとなったが、今週は111k付近で始まる。背景にはマクロ的な重さがある。8月の雇用統計が軟調だったことから、市場は9月17日のFRB利下げに傾いており、木曜日8:30(米東部時間)のCPIがリスク資産とドルの基調を決める。今週に入り、BTCは110k台を維持したが、株式と金は不安定な動きとなっており、暗号通貨が何よりも金利とドル相場を追っていることを示している。

スポットETFのフローはまちまちとなった。9月上旬は堅調な資金流入が見られたが、木曜日と金曜日はそれぞれ約2億2,300万ドルと1億6,000万ドルの純流出となった。季節的に、9月は平均的にBTCが軟調な月の一つであるため、相場が上昇するには明確なマクロ触媒が必要となることが多い。

テクニカルおよびファンダメンタル要因

テープは建設的だが、明確な水準に囲まれている。日足チャートでは、20日単純移動平均線が113.6k付近、50日線が114.5k付近、200日線が101k付近に位置している。日足チャートでは、20日移動平均線が113.6k付近、50日移動平均線が114.5k付近、200日移動平均線が101k付近に位置しており、112kから115kのゾーンがレジスタンスとなり、103kから101kの下値が堅い。モメンタムは中立から改善傾向にあり、14日RSIは40台半ば、日次ボラティリティは抑制されており、14日ATRは3.3k(約3%)となっている。

短期的な構造:先週のレンジは109kから113kで、110kを上回る安値を更新し続けている。115kを突破すると、まず117k、次に120k、そして123k付近の8月のブレイクダウンエリアが露出する。日足終値で109kを割り込むと、ディップ需要は107k、そして200日線付近の103kから101kのバンドへとシフトする可能性が高い。

フローとマクロは依然として重要である。木曜日の消費者物価指数(CPI)と9月17日の連邦公開市場委員会(FOMC)が実質利回りとドル相場を左右する。供給面では、Mt.Goxの分配期限が2025年10月31日に延期された。

今後の見通し

今週のベースケースは、110kから109kの上方を維持する限り、上値の重いレンジ相場となる。CPIが穏やかな内容となった場合、112kから115kを突破し、117kから120kを目指す展開が有力となる。CPIが高水準で推移し、利回りが上昇した場合、109k、107kへと後退するリスクがあり、103kから101kのゾーンを試すような大きなショックが発生する可能性がある。季節性から9月は忍耐が必要とされるが、200日線が上昇し、機関投資家の参加が続いていることから、101kが出来高で道を譲らない限り、サポートへのディップはチャンスである。