XAUUSDのトレード分析 -
04/08/2025

主要ポイント

  • 金は先週のNFPによる上昇の後、利益確定の売りが出る中、$3,355まで小幅に戻した。

  • テクニカル面では、50日および100日SMAを上抜け、$3,364がレジスタンス、$3,346がサポート。

  • 米労働市場の軟調さと9月の利下げ観測が強気心理を下支えしている。

  • シティは金3ヵ月物の予想を$3,300-$3,600のレンジ内で$3,500/オンスに引き上げた。

  • ISMサービス業PMI、失業保険申請件数、FRB講演が次の方向性を示すか注目される。

市場動向と直近のパフォーマンス

週明け月曜日、金は小幅な圧力を受け、スポット価格は0.1%軟化し1オンスあたり$3,355となった。同時に、米国金先物は0.4%上昇し$3,412.80となった。米国債利回りが予想以上に上昇したことが圧力となり、ドル指数は3日続落した後、反発した。10年債は4日、1週間ぶりの高水準となる4.25%まで上昇し、地金にとって逆風が強まった。

テクニカルおよびファンダメンタル要因

テクニカル面では、金は重要な移動平均線とトレンドラインのハードルをクリアした。先週の$3,342付近の50日SMAと$3,332付近の100日SMAの上抜けは、$3,364が当面のレジスタンスとなり、強気の体制転換を示唆した。モメンタム指標は引き続き建設的で、RSIは52の中立領域にあり、MACDラインは決定的に強気でクロスしている。下落局面では、$3,346付近の旧チャネル・トップが重要なサポートゾーンとなる。

ファンダメンタルズ面では、金曜の非農業部門雇用者数はコンセンサス の11万人増に対し7.3万人増にとどまり、失業率は4.2%に上昇した。主要なパートナーからの輸入品に対する35%の新たな関税が投資家を不安にさせた後、貿易の緊張は高まったままであり、金の逃避先としての特性を強めている。シティはその後、米国の見通しが軟化し、マクロ的な不確実性が持続しているとして、3ヶ月の目標を1オンスあたり$3,500に、予想レンジを$3,300-$3,600に引き上げている。

今後の見通し

火曜日のISMサービス業PMI(コンセンサス51.5)と木曜日の失業保険申請件数(予想22.1万件)が景気回復の回復力を試す。ISMサービス業PMI(コンセンサス51.5)と木曜失業保険申請件数(予想22.1万件)が景気回復の回復力を試すことになる。国内データだけでなく、各地域のFRB総裁の発言も政策のタイミングを探る手がかりとして注目される。